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インタビューアー:紙山矢済
>水戸さんには今年7月にスタッフとして加わっていただいたばかりで、実は私も腰をすえて色々とお話しする機会がまだなかったんですよね。この機会に色々とお話させていただければと思います。
経験豊富なベテランだということは聞いてはいたのですが、経歴からお聞かせ願えますか?
水戸:うん、まずゼネコンに入って、4年くらいいたのかな。その間はビル・学校・保養所とか工場などを建ててきたのね。そのあと大手ハウスメーカーに入社して、住宅を三十数年やってきた。それからやめてから、自分で設計事務所を持って、大手自動車メーカーのショールーム関係の設計を3年くらい。その後地元の工務店に勤めて新築とリフォームを3年間。だから・・鉄筋コンクリートのビル・プレハブ住宅・木造建築・リフォームと、一通り多少なりとやってきたかなと思います。
>じゃあ本当に大ベテランですね!
水戸:いえいえ。コンクリート・鉄骨・木造と、色んな建築はやってきたんだけども、未来住宅創造館は2×4で、それはプレハブに近いんだけども、それがやりたかったし。一時少しリフォームも手がけたけれど、やっぱり新築のほうが面白いし。
>面白いですか
水戸:うん、面白い
>設計する側として、リフォームよりも新築のほうが面白い、ということなのでしょうけれども、お客様にとっては新築とリフォームと言うのは、どちらがいいものなんでしょうか。悩む方もいるんじゃないかと思っているんですが。
水戸:リフォームのほうがいい部分もある。でも住宅は、相当進化しているからね。
>ですね
水戸:うん、止まっていない。それに未来住宅創造館の家は2×4だから、構造的にも信頼が置ける。そういう意味では自信を持って勧められる。
>なるほど。
水戸:自分としてもこれまで長年携わった分野だから、技術的にも自信を持って提供できると思うんだけども、さっき言ったけど住宅はどんどん進化しているから、進化している中でもっと色んな住宅を作りたいという気持ちもあります。
>社長から水戸さんのことは、ベテランだけれども、もっと色々な新しいことをやってみたいという意欲的な方だとお聞きしてたんですね。今のお話を聞いていても全くその通りなんだなと思ったのですが、それでは今後どういった建物をやってみたいと考えているんですか?
水戸:もっともっとコストに対してシビアでお客様が建てやすい建物を・・・、土地と建物を合わせて2000万円前後くらい。そのくらいだとアパートの家賃と同じくらいで、多くのお客様が資金計画を立てられる。そしてできれば50〜60代で完済できるように。
年金が期待できない現代の人たちにとっては、そういった住宅が一番理想だと思っている。そういう低価格を実現しながらも品質があるものを提供したい。もちろんそれでいて現代に合った進化した住宅の設計ができればと思うね。
>広告を作っている私には特に感じるところなんですが、商品の差別化にはイメージが重要だと思うのです。水戸さんはこれから、どういったイメージの住宅を作りたいと思っていますか?
水戸:伸びる途上もしくは若い人というのは、私も若い頃はそうだったんだけど「若草色」が好きだったんだよ、新芽の。
>若草色・・というと、黄緑色。
水戸:黄緑色なんだけど、若草色はもうちょっと黄緑よりも鮮やかな。エネルギーのある色だなと思っていたんだけど、そういう若草色のような若々しいイメージがあったら良いんじゃないかと思うね。若々しさっていうのは力強さにも通じるからね。
>そうですね、家にいて、前に向かっていこうという明るい気持ちにさせられたらいいですね
水戸:うん、創る側のイメージとしてはそういうのがあるんだけど、でもお客様の気持ちとしては「そこにいると落ち着ける空間」が何より必要だと思うね。落ち着ける空間であることを大事にしながらも、若々しいイメージも、どこかに出していけたらなと。
>そうですね
水戸:それから大事だと思うのは「家に帰ってきたくなる」そして「前を通って自慢できる」こと。
住宅と言うのは「ボディ」だと思っているんです。そして外構や外装というのが「着物」だと。いかに「ボディ」が良くても「着物」があまりに貧弱だと、良いものに見えない。
例えば散歩をしていても、なんとなくその家の前を通りたくなるような、そんな華やかな家に、すっと自分が入っていくというのは気持ちのいいものだよね。そんな家ならお客様に満足していただけるし、友達を呼んだときにも自慢が出来ると思う。
>やはり第一印象は外観ですものね!重要なことだと思います
水戸:そういう誇れるような「着物」を着た家を作っていけたらなと思っているんだけども、・・・実は最近難しいんです。というのは、駐車場を三台分確保するのが普通になってきているから。今までのように一台分で良いなら色んなことができたんだけど。でも逆に難しい部分をクリアしてこそ、他との差別化につなげられると思うね。
今、設計をさせていただいているお客様のお宅でも、丸窓を採用して外観的に面白い試みなんかをしているんだけども、円形や曲線を加えることで印象を変えるなんてこともあります。
>円形については私も前々から、丸窓とか使ってほしいって提案はしていたんですが、直線・直角というイメージばかりだった住宅に曲線を加えると、とてもモダンな雰囲気になりますよね。
水戸:ただ、経験がありすぎると、知識がそういった新しい試みを邪魔してしまうところもあるんです。でも新しいものを取り入れていかないと若い人たちに受け入れてもらえないし、企業としても発展性がない。
だから経験って言うのは前に出しすぎずに新しいものにチャレンジしていくように。経験はそういったチャレンジを支える、縁の下の力持ちになっていくことが必要だと思うね。
>経験で革新を邪魔せずに、一方では快適な暮らしというものを経験でサポートしていくってことですね。
・・しかしお話を聞いていて、やはり思うのは、水戸さんはそれだけの豊かな経験を持っていながら、それでもまだそこで満足せずに新しいものを模索していく、そういう姿勢がすごいなと思います。
水戸:いえいえまだ途上です。
松下幸之助が言った言葉の中に、青春とは、チャレンジだっていうのがある。挑戦し続けることが若さなんだ、挑戦をやめてしまえば若さがなくなる、それが老いだと。挑戦し続けることは大事なことだと思います。
生涯現役でいたいね。福澤諭吉の言葉の中には、一番貧しいことは仕事がないことだ、というのがある。人間と言うのは誰かに仕事をしてあげて感謝される、その人間関係があって初めて生きがいを感じるんだと思う。それがなくなっちゃうと生きがいがなくなる。だからずっと人に接していくことが出来る・・それは人に何かをやってあげたい!!っていう強い願望だけじゃなくて、自然にそういうものが出てくるようになれればと。
>今聞かせていただいたとおり、チャレンジすることが青春だとすれば、本当に水戸さんはお若いということで!
水戸:いえいえ考えだけ(笑)
>これからもお若い考えで、色んなサポートを宜しくお願いします!長々とお話をお聞かせいただき有難うございました。
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